こんにちは!
今回は白取春彦さんが書かれた
『頭がよくなる思考術』という本を紹介します。
・どうやって考えたらいいか分からない
・新しい考え方を身につけたい
・考える術を増やしたい
『頭がよくなる思考術』:実践ポイント7つ
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・書いて考えよ
本書のなかで最初に書かれていることです。
私も一番いいなと感じた方法です。
不思議と、昨日までわからないと思っていたことがわかるようになるのだ。今まではなかなか結論など出なかったものが、結論が自然と出てきてしまう。
・言葉を正確に理解せよ
理解できない状態っていろいろあると思うのですが、「言葉」の意味が分からないことがほとんどかなと思います。
もっと言うと「単語」の意味ですね。
本書の言葉を引用します。
社会というものは言葉から成り立っている。なぜならば、言葉こそ各人の個体差を越えた共通の道具だからだ。言葉は力なのである。そういう言葉の基本的理解がなければ、人間は社会はおろか自分自身さえ正しく知ることができなくなる。
・「心から」の視点で考えよ
みんなが満足する「考え方」と聞くとちょっと構えてしまうかもしれませんね。
でも大事だなと感じたのでご紹介します!
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ここに、一個の桃がある。これを三人に分けるにはどうすればいいか。 これは、禅師が修行僧に出す問題の一つである。 おおかたの修行僧はすぐには答えることができない。梨ではなく、桃だから困るのである。桃は果肉の甘味が均一ではない。だから、正確に三等分したとしても、甘いところと甘くないところが不均等になるのである。 では、この問いの答えはどのようなものか。すこぶる簡単である。桃を無造作にいくつかに切って、それぞれにゆずりあって仲良く食べればいいだけなのだ。つまり、問われているのは等分のことではなく、各自の満足にあるということだ。 甘い果肉だけがいいというものではない。種の近くの酸っぱい箇所が季節を感じさせて風流だと好まれる場合もあるのだ。数学的に量や質だけで決めようとする心自体が狭いのである。 そういうふうに心からの視点で考えなければ、他の問題についてもいつまでたっても本当の平等さや満足には達しないのである。
なるほど…
・心の持ち方を変えよ
発想の転換ともいえる考え方ですね。
一枚の紙を飛ばすことは不可能だ。しかし一枚の紙を何度か折り、紙飛行機の形にすると、それは屋根を越えて高く飛んでいくようになる。
・「幸せ」ではなく「満足」を求めよ
求めるべきは幸せではなく、満足である。
・「絶対安静時間」を持て
こちらも考える土台となる心の持ち方です。
何もせず、じっとして、水みたいに揺れる心がいつのまにか澄みきった鏡になるような時間を持ったほうがいい
・わからないことから逃げるな
生きていると「分からないこと」ってたくさんありますよね!
私は本書を読んで「分からないこと」の捉え方が変わりました。
今までは、
「分からないこと」→「どうでもいいこと」
でしたが、本書を読んでからは、
「分からないこと」→「自分が理解するべきこと」
となりました。
分からないことほど、自分にとって重要なことなのかもしれません!
わからないことから逃げても、またいつか形を変えて同じ問題が出てくる。その問題をそのときの年齢経験と知識と勇気で自分なりに解かなければならない。すると、そこから新しい自分が生まれ出てくる。
書籍情報:『頭がよくなる思考術』
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目次とレビューのコーナーです!
・目次の紹介
◆はじめに
◆1 「答えを出せる」頭をつくる
1 書いて考えよ
2 言葉の意味を正確に知れ
3 言葉を正確に理解せよ
4 自分の考えを批判せよ
5 好き嫌いと感情を排除せよ
6 答えは人それぞれ違うと心得よ
7 動きながら考えよ
8 損得のハカリを捨てよ
9 視野の狭さを自覚せよ
10 脳に勝手に考えさせよ
11 「なぜ、どうして」と問え
12 考えを率直に話せ
13 人間らしく考えよ
14 知識を増やせ
15 お互いの知識を組み合わせよ
16 自分の頭を使え
◆2 「迷わない」頭をつくる
17 「他人の思惑」を気にするな
18 言葉に惑わされるな
19 心配は悪と心得よ
20 才能の有無を考えるな
21 グチをこぼすな
22 自分の隣から眺めてみよ
23 「心から」の視点で考えよ
24 俯瞰する眼を持て
25 結果と報酬を目的とするな
26 心に触れるものに価値を置け
27 迷いや停滞を歓迎せよ
28 偶然の一手にゆだねよ
29 古典に知恵を求めよ
30 半端な知識をもとに考えるな
31 真理と呼ばれるものを鵜呑みにするな
◆3 「楽しく生きる」頭をつくる
32 心の持ち方を変えよ
33 人生を塗る色を自分で選べ
34 問題の中に教えを見出せ
35 仕事を喜びにせよ
36 雑用を丁寧に行え
37 仕事に熱く関われ
38 やさしさを持て
39 謎を謎として受け入れよ
40 果てのない欲望から離れよ
41 「幸せ」ではなく「満足」を求めよ
42 自分のしたいことをせよ
◆4 「クリアな」頭をつくる
43 「絶対安静時間」を持て
44 脳に休息を与えよ
45 自分の感情に酔うな
46 感情を自分自身と取り違えるな
◆5 「創造する」頭をつくる
47 「あたりまえ」を疑え
48 心を「出世」させよ
49 行動を解放して創造性を呼び起こせ
50 創造の時間を大切にせよ
51 時間を「深く」せよ
52 自分を新しくするための知識を増やせ
53 頭のカタさを克服せよ
54 活発な意見の応酬をせよ
55 わからないことから逃げるな
・読書レビューx3件
読者レビューに勝手にコメントするコーナーです。
仕事に関して悩んでおり、普段読書もしてない自分が何か悩みの解決の手がかりになればと思って試しに読んでみたのですが、色々な悩みに対して分かりやすく短い文章でアプローチの方法がまとめられており、読んだ後には、頭の中がすごくクリアに整理されました。
とても良い本だと思います。
出典:Amazonレビュー
分かりやすいのはホント助かりますよね!
焼け買いした本の中の一つ。タイトルだけ見ると怪しいが、哲学を分かりやすい言葉で凝縮した一冊。書いてあることは真っ当なことばかりだが、人生とはこういうことの積み重ね。迷ったときにもう一回読み返したい。
出典:honto
迷ったら読み返したい、ホントに!
習慣化したい思考術のヒントが書かれていて読んでいるとやる気がわいてきます。
定期的に読み返したい一冊。
出典:ブックライブ
定期的に読み返すのもいいですね!
まとめ:【要約/書評】『頭がよくなる思考術』著:白取春彦
いかがだったでしょうか。
本書は1〜5の章に分かれており、計55個の「思考」に関することが書かれてあります。
今回はその中から7個をピックアップしてお届けしました。
ひとつでもあなたの参考になれば幸いです。
それではまた!
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