こんにちは!
今回は歯学博士でもある、井上裕之(いのうえ・ひろゆき)さんが書かれた、
・気が利く人になりたい!
・仕事でより成果を出したい
・全然人に気づかえてないと感じている
・人付き合いの方法を改めて考えていた
・気に入られようとかではない、でも気づかいは大切だと思っている
【結論とかんたんな要約】:『本物の気づかい』
本書の結論をかんたに言いますと、
気づかいは人生を変える!です。
人は何かをしてもらうとよろこびを感じるからです。
よろこびを感じると、応援してくれたり、道を切り開いてくれたり、ときには背中を押してくれることもあります。
そうやって人生が大きく変わっていくこともあります。
実際に本書でも、著者は次のように述べています。
「私の人生を変えてきたのは、相手を思いやる気づかいだけ」
こういっても過言ではありません。
気づかいで人生は好転するのだと感じました。
『本物の気づかい』とは?
本書によると、本物の気づかいとは、
気づかいとは、「何かを受け取ったら感謝をする」「相手の記念日に贈り物をする」「相手がよろこぶことを行動で示す」ことなどです。
誰にでもできるかんたんなことですが、これが人生を変えていきます。
とあります。
ホントちょっとした行動ですね。
「相手によろこんでもらいたい」。
そんな気持や思いを
「行動に表す」。
それがが大事ですね。
【実践ポイント】:『本物の気づかい』x3
ここからは本物の気づかいの実践として本書より3つ紹介します。
・誰よりも早く誕生日のメッセージを送る
・些細なことでも「ありがとう」を欠かさず伝える
・仕事がつまっている同僚に、缶コーヒーの差し入れする
どれも照れ(笑)さえなければできそうなことです。
それでは参りましょう!
誰よりも早く誕生日のメッセージを送る
誰よりも早く誕生日のメッセージを送りましょう!
具体的には、0時を回ってすぐです。
基本は遅いより早めがいいです。
それだけ相手のことを思っているということが伝わるからです。
とはいえ、0時に送れないときもあります。
そのことが事前に分かっていれば、
前々日などでも「あさってはお誕生日ですね、おめどうございます」でOK。
ちなみに、私はこの本を読んでから、
誕生日を2日過ぎた友達に、
「あっ、お誕生日おめでとうございました!」と送りました。
まだまだですね。。。
その後友達からは、
「覚えてくれていて嬉しい!」と優しいコメントをくれました。
送ってよかったです!
些細なことでも「ありがとう」を欠かさず伝える
些細なことでも「ありがとう」を伝えましょう!
「ありがとう」は言った分だけ、お互いの関係を良くすることができるからです。
「ありがとう」を言う側は、相手が受け取ってくれたことに感謝を伝えて、気持ちがよくなります。
言われる側は、自分の言動を受け入れてくれたことで、自己肯定感が高くなります。
なので、「ありがとう」という言葉は、言う側にも言われる側にもいいことがあります。
仕事がつまっている同僚に、缶コーヒーの差し入れする
仕事がつまっている同僚には、缶コーヒーを!
本書によると、
「余計なことになるなら、しないほうがいいかも」と思ってしまいますが、やらないよりはやったほうがいいです。
とあります。
自分がされて嬉しいからですね。
ホントにちょっとした気づかいだと思います。
本書では缶コーヒーとありますが、もちろんなんでもいいと思います。
ちょっとした声がけ
飴ちゃん
チョコレート
など、、、
受け取った相手はきっと心がホッとするのではないでしょうか。
あなたもそうではありませんか?
【番外】夫婦は干渉し合わない、細かいことに目を向けない【本物の気づかい】
【トイレットペーパーの芯どちらが替えるか問題】:夫婦は自分でできることは自分でやる
この話ホントリアル過ぎてちょっと笑えたので、本書から引用してご紹介します。
家でトイレに入ったら、ホルダーにトイレットペーパーの芯だけ残っていた。家庭でよくあることです。そんなときに、奥さんに、 「なんで、捨てておかないんだよ」 と言う人が多いかもしれません。すると、 「忘れてたの。仕方ないじゃない!」 と小さな言い合いになり、お互いの気持ちが波立ちます。 そんなときは、 「芯だけ残っていたから、捨てておいたよ」 と言うのが正解です。すると奥さんは、 「ありがとう」 と返してくれるでしょう。
いや、なんかリアルでよくありそうな話です(笑)
さすがに、トイレットペーパーの芯ぐらいは替えます。
ですが、私もどこかで、「家事は奥さんがするもの」と決めつけてしまっているところがあるのかもしれません。
本書を読んで、このような夫婦関係の見直しをすることができたのも、本書を読んで良かったことです。
というわけで、生活上のこまごましたことは、気づいた人がやればOKです。
さいごにも言う一度本書より夫婦関係について、
運命共同体である夫婦においては、「気づいたほうがやる」ことは、お互いへの気づかいであり、夫婦円満の秘訣ではないでしょうか。
気づかい力は、「非生産的な時間」で磨かれる
それでは、「本物の気づかい」のスキルを手に入れるためにはどうすればいいのでしょうか。
その方法のひとつとして本書では、
「非生産的な時間」で磨かれると述べています。
「非生産的な時間」とは、たとえば休日に散歩をしたとします。
散歩をすることで、
普段は接することのない人やお店などを知ることができます。
また、そこで知らなかった文化に触れることができます。
さらに、暖かい日差しや心地よい風を全身に浴びてホッとした気持ちになります。
こんな風に、何もしなくても仕事にはない「学び」や「体験」が得られます。
非生産的な時間からの学びや体験は、自分の価値観を広げ、人としての豊かさを耕してくれます。
気づかいをするのも、されるのも「人」です。
学びや体験が多くなる分だけ、相手の気持ちに寄り添えます。
というわけで、
気づかい力は、「非生産的な時間」で磨かれます。
【書籍情報】:『本物の気づかい』
ここからは『本物の気づかい』の目次とレビューについてご紹介します。
レビューについては、勝手に私がコメントしています。
【目次の紹介】:『本物の気づかい』
第1章 「なぜか好かれる」気づかい
第2章 「人間関係がうまくいく」気づかい
第3章 「ワンランク上」の気づかい
第4章 「プライベート」での気づかい
【読書レビューx3件】:『本物の気づかい』
ほんの少しの気づかいで、相手に喜んでもらうこと、その習慣をつけていくことで無意識に本物の気づかいができるようになる。
社会で生きていくため、というより、人と生きているからこそ、読むべき一冊だと思いました。
出典:アマゾンレビュー
人として生きているからこそ、、、
いいコメントですね~
"気づかう"ことは、"相手を大切に思っている"ことの表れ、ということがわかった。人を大切に思って、当たり前に、手間を惜しまず気づかう姿勢を忘れない、気持ちの良い大人になっていきたいと思った!わかりやすくて、読みやすい本でした。
出典:読書メーター
私も「気持ちの良い大人」を目指します!
自分は「気遣い」の欠けている人と気づくことができました。本当にちょっとしたことですね。まずは家族から!
出典:ブックライブ
そう!
まずは家族から!
ありがとう!
まとめ:【要約/書評】『本物の気づかい』著:井上 裕之
いかがだったでしょうか。
今回は歯学博士でもある、井上裕之(いのうえ・ひろゆき)さんが書かれた、
『本物の気づかい』という本を紹介しました。
何か人として大切なことを教わった気がします。
読んでいてすごく優しい気持ちになれました。
あと、なぜか時間の感覚がゆったりになりましたね。
あなたもぜひ読んでみてください。
ちなみに、今(2023/3/5時点)なら、アマゾンプライム会員の人は無料で読めるそうです。
それではまた!