こんにちは!
今回はオリバー・バークマンさんが書かれた『 限りある時間の使い方』という本を紹介します。
・もっと有効に時間を活用したい
・素敵な時間を1秒でも多く過ごしたい
・有意義な時間を過ごせていないと感じる、、、
結論とかんたんな要約:『 限りある時間の使い方』
人生は4000週間!
だからどんな経験も、それが最後の機会であるかのように大切にしたいですね。
人生のすべては借り物の時間
これもさきほどの「人生は4000週間!」と似ているのですが、
本書では「今この瞬間」というのは本当はなかったかもしれない貴重な時間であると書かれています。
「自分が何をしているか」はそれほど意味がなく、大事なのは、「自分がそれをしている」という事実です。
は?となりますよね。
ご安心ください、私もなりました。
つまり、良くも悪くも「体験や経験していること」が大事ということです!
実践ポイント3つ:『 限りある時間の使い方』
本書の付録にも書かれている「有限性を受け入れるための10のツール」から3つをご紹介します。
・できなかったことではなく、できたことを意識する
・親切の反射神経を身につける
・何もしない練習をする
それではひとつひとつ解説していきます。
できなかったことではなく、できたことを意識する
できなかったこではなく、できたことを意識しましょう!
やりかたは簡単です。
朝、白紙を用意します。
そして、1日のうちに達成したことを少しずつ記入していきましょう。
リストにひとつ追加するたびに、
「今朝は何ひとつやっていない状態だったのに、こんなに多くのことをやり遂げたぞ!」という気分になれます。
書く内容はなんでもかまいません。
本書でも、
・歯磨きをした
・コーヒーを淹れた
という簡単なことをリストに追加しても全然かまわないと書かれています。
ポイントは「小さな勝利を経験すること」
小さな勝利を経験するとモチベーションが上がります。
これは科学的にも証明されていることなので、小さな勝利を祝い、積み重ねていくうちに、やがてもっと大きな成果がついてくるんだと。
親切の反射神経を身につける
親切の反射神経を身につけましょう!
やりかたは簡単!
他人に親切にしたいと思ったとき、即座に実行してしまうことです。
たとえばお金を寄付しようか、友人に連絡してみようか、誰かの仕事をほめようか、などと思いついたら、後回しにしないですぐにその場で実行してみましょう。
親切な行動は、自分自身を確実に幸せな気分にしてくれるそうですよ♪
何もしない練習をする
最後は何もしない練習です。
個人的にはこの「何もしない練習」がイチバン良かったです。
ラクだったのでw
「何もしない練習」について本書ではこのように書かれています。
まさにこの通りだと首がもげるほどうなづきました。
また本書では「何もしない練習」のポイントとしてこのように書かれています。
「何もしない」練習というのは、本当に何もしないのではなく、「周囲の人や出来事に干渉したい」という欲求を抑える練習だと思ってもらえばいい。
さぁそれではやり方です。
まずタイマーを5分セットして、椅子に座ります。
そして、そのまま何もしないように努めます。
考えごともしないし、わざと呼吸に集中することもしません。
自分が何かをしているな、と気づいたらそれをやめます。
反省したり、自己嫌悪に陥ることもしません。
そうやって、タイマーが鳴るまでただ座っているだけです。
これ実際やると分かるのですが、1分ともちません。
なんだかソワソワします。
でも終わるとなんだかスッキリして、ゆったりとした時間を感じることができます。
おすすめです。
ちなみに、瞑想をしたいという人はこちらの記事も参考にしてみてください。
書籍情報:『 限りある時間の使い方』
ここからは、本書『 限りある時間の使い方』の目次と読書レビューで気になったコメントを紹介していきます。
目次の紹介
イントロダクション 長い目で見れば、僕たちはみんな死んでいる
PART 1 現実を直視する
第1章 なぜ、いつも時間に追われるのか
第2章 効率化ツールが逆効果になる理由
第3章 「時間がある」という前提を疑う
第4章 可能性を狭めると、自由になれる
第5章 注意力を自分の手に取り戻す
第6章 本当の敵は自分の内側にいる
PART 2 幻想を手放す
第7章 時間と戦っても勝ち目はない
第8章 人生には「今」しか存在しない
第9章 失われた余暇を取り戻す
第10章 忙しさへの依存を手放す
第11章 留まることで見えてくるもの
第12章 時間をシェアすると豊かになれる
第13章 ちっぽけな自分を受け入れる
第14章 暗闇のなかで一歩を踏みだす
エピローグ 僕たちに希望は必要ない
読書レビューx3件
読んで良かった:)面白かった
生産性ばかりを求める社会に生きるの疲れるわ、人間的部分がとても殺されてる感じがするなぁと思っていたところだったので、この本を読んで非生産的に生きてもいいのかと、ちょっと肯定された感あったわな。
時間には限りがあるし、そもそも幾つまで生きるか保証はない。そう、時間は無いんだとまず認めよう。で、何でもかんでも詰め込まずに本当にしたいことに注力しよう。脱効率化。良いじゃないか。
人生、勝ちました!これを読んで、僕は時間の使い方が分かりました。あれこれタイムマネジメントやハック系、集中力や心理学の本を読み漁りましたが、ついに解明しました!「時間を使う」ということがそもそも不可能だったのです!なぜなら、僕たち自身が「時間」そのものだったのですから!今、この瞬間を生きるということの不条理さが身に沁みます。何をするにも、すぐに、何かの将来のため、と考えてしまいます。マインドフルネスなんて、無理だったのです!僕らに残された時間は、残り2,000週間!今この時は、今しかない!
まとめ:【要約と書評】『 限りある時間の使い方』/著: オリバー・バークマン
いかがだったでしょうか。
今回はオリバー・バークマンさんが書かれた『 限りある時間の使い方』という本を紹介しました。
この本はたまたま娘と本屋さんへ行ったときになんとなく気になって買いました。
この本を読んでから「何もしない」という練習を実践しているのですが、「何もしない」というのも練習しなければできなくなっていた自分に驚きました。
効率よく生きるのもいいのですが、、、
人生は4000週間!
ものすごく短くて、きらきらと光る可能性に満ちた4000週間という私たちの時間を存分に楽しもうではありませんか!
それではまた!